RSE Laboratoire
鑑別&グレーディングについて

Identification&Grading鑑別&グレーディングについて

株式会社RSEラボラトリーでは、真珠について肉眼、顕微鏡での観察をはじめ、各種分析機器を駆使して様々な角度から真珠を検査し鑑別しています。
目視検査・光透過検査・反射光検査・顕微鏡拡大検査・紫外線蛍光検査・軟X線レントゲン検査・紫外可視分光検査等を行います。※必要な検査は対象の真珠によって異なります。
真珠の検査とグレーディングは熟練者の肉眼検査を中心に行われます。標準光源の下でマスター・パールと照らし合わせて色・光沢・形・表面状態をみていきます。
巻厚は軟X線透過性検査(レントゲン)にて非破壊で測定し、核の存在はもちろん、内部構造も画像として観察する事が出来ます。

品質検査の流れ

本物の真珠であることを鑑別 → 品質検査 → 合格 → グレーディング
光沢、巻き、表面状態、連相(ネックレスのみ)の4つの品質項目について、宝石としての真珠の耐久性を検査し、宝石としての条件を備えているものをRSE真珠品質検査合格とします。

品質検査の対象

  • 養殖真珠
  • 未加工または加工済の通糸連およびバラ珠
  • 形状はラウンドからバロックまで

本物の真珠であることを鑑別

(株)RSEラボラトリーでは、真珠について肉眼・顕微鏡での観察をはじめ各種分析機器を駆使して様々な角度から真珠を検査し鑑別しています。

検査項目について詳しく

品質検査

耐久性と美しさ

宝石素材である真珠には、美しさだけでなく耐久性が求められます。
かつて日本では真珠養殖事業法に基づき、1952年~1998年までの46年間、真珠の輸出貿易の健全な発展を図り、国外に粗悪な真珠が流失しないよう国営検査制度が設けられていました。東京と神戸の真珠検査所にて上級(H)又は下級(L)の等級がつけられ、上級(H)については輸出が認められ、下級(L)については輸出規制を受けました。
1991年以降、日本真珠輸出組合が輸出する真珠の品質検定制度を神戸の検査所で実施していますが、自主的なもので強制力はありません。
一方、日本国内に流通する真珠については民間鑑別機関がそれぞれの品質基準を設けてグレーディングを行っているのが現状です。
(株)RSEラボラトリーでは真珠輸出検査の考え方を基に、現状を鑑みた品質検査を実施致します。
まず真珠が宝石として十分な耐久性をもつかどうかを検査し、品質合格した真珠にのみグレーディングを行っています。

品質検査と合格基準について詳しく

RSEグレーディング・システム

グレーディング(註1)はマスター・パールとの照合ならびに巻き厚測定によって行います。
まず、色・形の判定を行います。次に光沢・巻き・表面状態・連相の4つの品質項目の等級付けを行います。巻きは軟X線透過性検査による巻き厚の実測値からグレーディングを行います。品質項目が全てGood以上であれば真珠鑑別品質レポートを発行することが出来ます。

註1: 品質分析による等級付けのこと。

品質項目とグレーディング基準について詳しく

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